つけめん よし岡
素材一つ一つの味わいを大切にする
一度食べたらその味が忘れられず…また足を運びたくなる「つけめん よし岡」。
素材一つ一つの味わいを大切にし、化学調味料は一切使用しない。そんなよし岡のつけ麺を求め県外から会津にいらっしゃるリピーターも多くいるという。
つけダレは定番6種類(和風しょうゆ・香りしょうゆ・胡麻・味噌・塩・とんこつ)。さらに麺も3種類(細麺・太麺・全粒麺)。
今回はしょうゆに細麺、次回はしょうゆに太麺、と毎回新しさを楽しみ自分の好みをみつける楽しみもまたいい。
特に珍しい全粒麺は、小麦の麦皮、胚芽、胚乳すべてを粉にした麺で豊富なビタミン、カルシウム、鉄分などのミネラルが多い。独特の風味ともちもちとしていて歯ごたえのある食感。食物繊維も多く、血糖値も上がりにくい為、特にヘルシーライフにこだわる女性に注目を集めている。
– 和風しょうゆ –
広い開放鶏舎にてのびのびと放し飼いで育てられた三島産の会津地鶏と数種類のしょうゆを合わせたこくのある温かいしょうゆダレ(写真は全粒麺)は、スープを口に運ぶ手がとまらない。
長い時間をかけてじっくりと煮込み、丹念に仕上げられたチャーシューは、口に入れた瞬間からとろけ始める。食べごたえのある分厚いメンマ。ここまで分厚いものは見た事がない。味が丁寧にしみ込んでおり噛むとうまみが最大限まで引き出される。チャーシューよりさらに時間をかけてつくられているそのこだわりに納得。
– カーパオ(割包) –
貝殻のような形の白いマントウ(饅頭:肉まんの生地)に、甘辛く煮込んだ豚の角煮とフレッシュなレタス、しらがネギをはさむ。味がしっかりとしみ込んだ角煮に、隠し味のピーナッツの香ばしさがアクセントになる。もともと台湾ではポピュラーな料理なようだが、食べたことのない方も食べたことのある方もぜひとも食べてみてほしい一品。
– とまとつけ麺(季節限定) –
和風ダレが並ぶ中、ひときわ存在感のあるイタリアンテイストのとまとつけ麺。トマトの酸味にちょっぴり辛さのきいたつけダレはさわやかな風味で夏のような暑い季節にもピッタリ。お好みで粉チーズ、バジル、ヨーグルトをかけるとまた違ったまろやかな味わいが楽しめる。
– 中華そば –
ベースはアゴ(トビウオ)からだしをとり、カツオや諸々の魚介も加えて、朝から煮出した黄金色のスープにはまろやかな甘さがあり、節が香る。つけ麺とはまた別の麺は、会津地方特有の太ちぢれ麺で歯ごたえがありスープによくからむ。
うーん、たまらない。