喜多方の蔵

歴史と文化を感じる 喜多方の蔵

喜多方と聞いて、まず思い浮かべるのは何でしょう?
おそらく、多くの方が『喜多方といえば、喜多方ラーメン』を連想するのではないでしょうか。
しかし、喜多方の名物はラーメンだけではありません。
喜多方は『蔵の街』としても有名な場所でもあるのです。

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喜多方は良質な水や穀物に恵まれた土地であるため、お酒や味噌の生産がとても多い場所です。
今も市内では、老舗の酒屋などが見受けられます。
そして、それらの保存のためには、火災などにも強い蔵が必要不可欠でした。

また、喜多方では昔から「四十代になっても蔵を建てられないのは男の恥」と言われていました。
そんな風習もあり、喜多方は蔵が多いのだそうです。
また、蔵とひとくちに言っても、赤レンガを使用した蔵や、漆喰の蔵など、バリエーション豊かな蔵を見ることができます。
昔の男達は、それぞれの蔵に、自分の想いを込めたのでしょう。

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蔵は、市内のいたる所で見ることができます。
バスや車を使わず、自分でちょっと歩いてみることをおススメします。
実際に喜多方市内を歩いてみると、どこにでも蔵があることに驚くはずです。
昔ながらの酒蔵や蔵座敷を見学できる場所もあります。

また、表通りよりも、裏通りの方が蔵が多いというのはご存知でしたか?
喜多方では近年「ベロタクシー」の運行も行われるようになりました。
ベロタクシーではドライバーによる蔵や街の説明も交えながら裏路地を走るので、じっくり観光したい方にはオススメの乗り物です。

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蔵といっても建物だけではありません。
蔵太鼓というものも喜多方にはあるのです。
喜多方夏祭りでは、会津喜多方蔵太鼓の演奏を楽しむことができます。

蔵太鼓のあとは会津磐梯山庄助おどりが行われ、1000人以上が参加し、大通りを盆踊り一色に染めました。
大勢で踊る様子は圧巻です。

喜多方市は、ラーメンやお酒など美味しいものが楽しめ、さらに景観も楽しめる、とっても素敵な街です。
蔵を眺めながら、ゆっくりと散歩してみてはいかがでしょうか?

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喜多方の蔵

住所
福島県喜多方市 喜多方市役所 喜多方観光協会地図

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