松本家

創業文政二年、ようかん一筋の老舗(水ようかん通年販売)。

柿羊羹

盆地に囲まれた福島県会津若松市の東山温泉街にあり、湯治場だったこの地は、町場と東山奥地の集落で炭焼きをする人々との中継地点だった。

山を行き来する人々の休憩所として、生活用品を商いながら水羊羹を提供していたが、その水羊羹がとても美味しいので是非「おみやげ」として家にも持ち帰りたいという湯治客の要望を受け、本格的に「ようかん屋」としての営業が始まった。

みに羊かん

毎年10月〜春頃迄の間、期間限定で発売される柿羊羹
実がたわわに付き過ぎて自分で枝を折ってしまうという由来から名がついた「会津身不知柿(あいづみしらずがき)」。皇室への献上柿でもある会津身不知柿を裏ごしして熟成させ、寒天で固めた羊羹。餡は使われていない為、ゼリーの様な食感が楽しめる。

あい姫ようかん

みに羊かんは2~3口で食べきれる「みにサイズ」の羊かん。くせのないあっさりとした煉羊かん、宇治の抹茶を使った挽茶羊かん、北海道十勝大粒小豆の風味が嬉しい小倉羊かん、丸ごとの栗が入った栗羊かん、コクのある国産の鬼くるみが入ったくるみ羊かんの5種類。一切れだけちょっと食べたい、という時にぴったりだ。

あい姫ようかんはいろいろな味が少しずつ楽しめる一口羊羹。お茶ようかん、コーヒーようかん、ミルクようかん、煉ようかん。

さまざまな羊羹がある中、顔となる水ようかんは、小豆の風味を最大限感じさせる為に小豆がそのままゴロッと入っているのが特徴。口に含めばみずみずしさとともに優しい小豆の香りが広がり、とろける程にさらりとした食感は甘いものが苦手な者にも「このようかんは別…」と言わしめるほど。1年を通して販売されている為、コタツに入りながらいただく冬の水羊羹も是非味わってほしい。

福島県会津若松市、羊羹「松本家」の外観

松本家

TEL
0242-27-2009
住所
福島県会津若松市東山町湯本123 地図
営業時間
7:30〜18:00
定休日
無休
価格
¥100〜
駐車場
有り
地方発送
有り
URL
http://yokan.jp/

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