Conoha
何気ない日常の空間に花をおく幸せ。
2010年7月8日にオープンしたフラワー ショップ「Conoha 」。
四季を巡りながら姿を変えていく木の葉(コノハ)。五感を使って木の葉を見てみると、カタチはさまざま。
色・カタチ・手ざわり・香り…は樹によって、花によって、違う。
ふと視点を変えて見る、今迄気がつかなかった表情に出会う。
器を変えてみる、するとまた趣が変わって面白い。
その時その人に合った花を提供できる事がどれだけ素晴らしい事だろうか。
八重咲きの白いトルコキキョウとスモークグラスを使った白とグリーンを基調としたアレンジ。素材感の異なったグリーン(葉もの)の組み合わせで1つの色の印象ががらりと変わる。
ワレモコウ・ピンポン菊とドライ素材を組合わせた秋のアレンジ。秋は実もの、つる植物、紅葉ものが豊富なため、取り合わせ次第で色々な “秋” が楽しめる。
花は可愛らしく、美しい。朽ちて枯れゆく姿に、時にはドキリとさせられる力強さがある。そして時には切ない顔も見せる。
花パインを使ったトロピカルアレンジ。姿・形がまさにパイナップルなその花は日持ちがいいため、置き物として飾る事もできる。暑い夏も涼しく乗り切るその姿を見ていると自然と元気が湧いて来る。
ささやかな、何気ない日常の空間に花を飾る。
庭の草花を飾る。
特別な日の花、悲しみに捧げる花。
大切な人への贈りもの。
相手を想ってイメージするコト。
とても温かく、やさしい気持ち。
カタチはさまざま。
一歩店内に足を入れると、楽しく花を愛で、季節を愛で、日々を愛でる店主のその気持ちがまるで花に伝わっているかの様な感じを覚える。
店主はお客様の思いや個性を的確に捉えるその感性が抜群。それに合わせてとてもハイセンスなアレンジを作り上げる腕の持ち主だ。