喜久屋パン店
世代をまたいで伝えられる「なつかしいパンの味」
ドアを開けると、さんさんと太陽が差し込む店内はパンの香りで溢れており、思わず深く息を吸い込みたくなる。
昭和7年創業の「喜久屋パン店」は、戦時中は一旦店をたたむものの、昭和27年より七日町で再開。世代をまたいで多くのお客様に愛されるパンを作り続けている。
しっとりとした食感が特徴のマフィン(ページ上部写真左)は、日本人に向いている味だなと感じさせる。
チーズは塩味のチーズそぼろがアクセントになっているプレーンマフィン。チョコは洋酒が少し入っているが、くどくなくチョコの味がマイルド。クランベリーはワインやリキュールとともに煮つめたジュレが入っておりクランベリーの酸味と渋みが特徴。
●カレーパン。マイルドだがスパイスやワインなど多くの材料が入った具と、揚げていない少し甘めの生地が相性抜群。幅広い年齢の方々にも食べやすくあっさりしたカレーパンに仕上げられている。
●創業当時から根強い人気があるタマゴパン。ビスケットに近い食感で大人から子供までたのしめるどこかなつかしい味になっていて、3世代に渡り食べ続けてられているお客様も。
昔からの定番の甘食。2個一袋になっており、卵と砂糖の味がこいカステラのよ
うな…パンのような…品。
その他、是非食べて欲しいのがクロワッサン(100円)。大きめだが、あっさりしていてあっという間に食べてしまう。11〜4月の土曜限定のクロアソン(120円)は、きもちこぶりで外はサクッ中はしっとり。バターの香りがとてもリッチで、贅沢に仕上がっている。
しっかりと味がついていてそのままでも美味しいケーキスポンジ(直径24cm / 1,000円)は、卵をふんだんに使い、しっとり仕上げられている。
販売日が限られたパンもあるので、要チェック。